FXを始める前に知っておきたい基礎用語集

これからFXを始めようと思っていざ調べてみても、専門用語が多すぎて挫折する方もいるかもしれません。
とりあえずこれだけは覚えといてという用語をピックアップしました。
まずは下記を覚えてみましょう!

基本のき

FXとは?

FXはForeign Exchange(外国為替)の略です。
例えば日本円を米ドルに両替するように、ある国の通貨を別の国の通貨に交換することを意味しています。
FXでは世界の様々な通貨を自在に買ったり売ったりできます。
「日本円を売って米ドルを買う」や、「米ドルを売って日本円を買う」、
「ユーロを売って米ドルを買う」などといった取引がその一例で、
必ず2カ国の通貨をセットにして取引するようになっています。
こうした組み合わせを通貨ペアと呼んでいます。
安くなったときに買って、高くなったときに売ると利益が出ます。

円安・円高の意味

今まで1ドル=100円だったものが、1ドル110円になった場合を考えましょう。
今までは100円で買えたものが110円になったので、同じドルを買うのに多くの円が必要になる、
つまり円がそれだけ安くなったと考えます。
逆に1ドル=90円になれば、それは円の価値が上がった、つまり円高といえるのです。

注文時に必要なFXの通貨単位

通貨単位とは

基本的にFXの通貨単位という単語は、それぞれの国の単位と置き換えて考えればOKです。
口座開設などを行う際、「1万通貨単位以上で取引可能」のような基準が使われます。
例えば米ドルだったら、1ドル=1通貨単位、
日本円だったら、1円=1通貨単位
というように表されます。

pips(ピップス)とは

pipsとはFX特有の共通した取引単位です。
FXでは2国間の通貨ペアを売買するので、特定の通貨で価格を表すことができません。
米ドル/円では「1pips=0.01円(1銭)」、ユーロ/米ドルでは「1pips=0.0001USD」となります。
実際の表示でいうと以下となります。

米ドルの場合、0.00010ドル=1pips
日本円の場合、000.020円=2pips

1pips勝った!は以下のように利益が出た場合を指します。

1ドル=100.000円の場合に円安になると予想し、
1ドル=100.010円になった場合に1pips利益が出た!

FXの業者には以下のパターンのレート表示方法があります。

・小数点以下2桁・4桁まで表示する業者
・小数点以下3桁・5桁まで表示する業者


1pipsは下記のようなイメージとなります。

通貨ペア2桁・4桁業者3桁・5桁業者
USD/JPY0.01円0.010円
EUR/USD 0.0001ドル0.00010ドル

上記のように表示方法は異なりますが、
対円は小数点2桁=1pips
そのほかの通貨は小数点4桁=1pips
と覚えておいてもらえれば良いです。

Lot(ロット※枚)とは

Lotとは、FXの1回の取引における通貨量(取引単位)を指します。
1Lotの大きさはFX業者によって異なります。
例えば1Lot=10万通貨、0.1Lot=1万通貨とします。
その際、ドル円レートで1Lot取引する。というのは、10万ドル分の取引を行う。ということになります。

損益の視点から見てみましょう。

通貨量:0.1Lot
値動き:1銭(1pips)
レート:1ドル=100円

上記の場合、100円の損益が出ます。
通貨量が1Lotの場合は、1000円の損益が出ます。

★FX業者によっては1Lot=1000通貨などもあります。
 初心者の方はLotの低い所で取引を行うとローリスクローリターンになりますね!

取引に出てくる基本用語

エントリーとは

エントリーとは、FX取引において新規ポジションを持つことを指します。
FXでは「買い」「売り」どちらからでもトレードを開始できます。
どちらかでトレードを開始した。というように覚えてもらえれば良いです。

ポジションとは

ポジションとは、FX取引において決済していない取引中の状態を指します。
上記で説明したエントリー後、決済をしていない状態ですね。

ロング/ショートとは

ロングとは「買うこと」、ショートとは「売ること」を指します。
例えばドル円においてドルを買うことを「ロング」、売ることを「ショート」と呼びます。

ロングした際、その通貨の価格が上昇すれば利益を得られます。
逆にショートした場合、その通貨の価格が下がると利益を得られます。

Ask/Bidとは

Ask(アスク)とは、通貨を買う時の市場価格。
Bid(ビッド)とは、通貨を売る時の市場価格。
となります。常にAskのほうが高く、Bidのほうが低い価格を示します。
そしてこの、AskとBidの差額をスプレッドと呼びます。
スプレッドはFX会社が受け取る手数料となります。
※FX会社が受け取る手数料はスプレッド以外に取引手数料もあります。
 1回の取引ごとにかかる手数料ですね。口座開設時はそのあたりも見るようにしましょう。
基本的に口座開設を行う際、スプレッドが狭い所のほうがトレーダーは利益を出せます。

スプレッドとは

Ask/Bidの説明でも少し出ましたね。
意味はAskとBidの差額です。
例を出して説明しましょう。

例えば、ドル円の為替レートにて【買値100.003 売値 100.000】であるときを考えます。
買値と売値の差であるスプレッドは 0.003 円となります。
基本的に多くのFX 業者で取引する際、通貨の単位が 1,000 もしくは 10,000 通貨なので、
この取引にかかるスプレッドは1,000通貨で 3円、もしくは10,000通貨で 30 円ということになります。

また、1 円の 1/100 を 1 銭と呼ぶので、 0.003 は 3 円の 1/1000 なのでの場合、「スプレッドが0.3 銭である」ということになります。
この場合、0.3pips動いて初めてトレードとしてはイコールになります。
つまりエントリー時は0.3pips損してる状態から始まっていると思ってください。

スプレッドは業者毎に異なります。さらにいうと常に一定ではありません。
スプレッドが大きく開くことも念頭に入れて取引を行うようにしましょう。
スプレッドが大きく開くときは下記のような場合が例としてあります。

・為替レートが急激に変化するとき
・早朝など、通貨の流動性が下がっているとき

取引において最も重要な基本用語

レバレッジ

レバレッジとは、自分が持っている以上のお金でFX取引をするための仕組みです。
具体例を出します。

現在のドル円のレートが1ドル=100円だとします。
この時、1万ドルの取引を行おうとすると、100万円必要になります。
レバレッジを10倍にすると、10万円あれば取引できるようになります。
100倍だと1万円ですね。
※現在日本では25倍が限度です。海外口座だと500倍とかざらにあります。

上の説明を見るとすごいじゃんと思いますが、ハイリスク・ハイリターンということを覚えておきましょう。
簡単に損益をリストにしてみました。

レバレッジ建てられるポジション1ドル110円で決済した際の利益
100倍100,000ドル1,000,000円
25倍25,000ドル250,000円
10倍10,000ドル10,0000円
1ドル=100円の時に、10万円でロング運用した場合
レバレッジ建てられるポジション1ドル90円で決済した際の損益
100倍100,000ドル-1,000,000円
25倍25,000ドル-250,000円
10倍10,000ドル-10,0000円
1ドル=100円の時に、10万円でロング運用した場合

上記の通り、利益が出る際は申し分ないのですが、損する際の金額がえげつないです。
通常であれば借金ですよね。
これを借金ではなくロスカットという方法で証拠金以上のお金は減らないようにする。
という仕組みもあります。
それは別途「ロスカットとは」を参照してください。

証拠金/必要証拠金/証拠金維持率/余剰金

「証拠金」とはFX口座内に預けているお金を指します。
「必要証拠金」とは取引を行う際に証拠金として口座内に入れておく必要がある最低金額を指します。
「必要証拠金維持率」とは必要証拠金に対する証拠金の割合(証拠金維持率=証拠金/必要証拠金)を指します。
「余剰金」とは証拠金から必要証拠金を差し引いた金額(余剰金=証拠金-必要証拠金)を指します。

上記の内容は次に解説する「ロスカット」を考えるうえでとても大切な内容です。
特に証拠金維持率〇〇%以下でロスカット。といったように主に設定されています。
ロスカットされると強制的に取引終了となるので、必ず上記用語は覚えておきましょう。

ロスカットとは

ロスカットとは、決済前の損失である含み損が一定の水準に達したときに、
ポジションを自動的に強制決済する仕組みのことです。
一方、FX会社によって強制的に決済されるのではなく、自らポジションを決済することを「損切り」と言います。
ロスカット(または強制ロスカット)と聞くとネガティブな印象を持たれる方もいるかもしれませんが、
むしろ逆です。ポジションを自動的に強制決済するロスカットは損失の拡大を防ぎ、
投資家の資産を守るための安全装置的な役割を果たしています。
これがないと借金になりますよね。。

FXの基本的な注文方法

約定

約定(やくじょう)とはFXの取引が成立することをいいます。
FX取引では注文が約定すると注文を取り消すことはできません。取引を終える場合は決済の取引を行う必要があります。

成行

注文を出したときの為替レートで約定(注文成立)する方法を指します。
「いま買いたい」「いま売りたい」というときに使います。
レートを見ながらすぐポジションを持つ/決済することが可能です。

指値と逆指値

指値(さしね)注文、逆指値(ぎゃくさしね)注文とは指定レートに到達した時点で、自動的に注文が成立する注文方法です。
また、注文中のポジションに、決済の【指値/逆指値】注文を入れることも可能です。

具体例です。

▼買い注文の場合
現在のレートより「下がってから買う」ために出す注文が指値注文です。「上がってから買う」ときは逆指値注文です。

また、売りポジションを保有しているとき、決済は「買い注文」ですので、同様に「下がってから決済(買う)」が指値注文となり、「上がってから決済(買う)」が逆指値注文となります。

▼売り注文の場合
現在のレートより「上がってから売る」ために出す注文が指値注文です。「下がってから売る」ときは逆指値注文です。

買いポジションを保有しているとき、決済は「売り注文」ですので、同様に「上がってから決済(売る)」が指値注文となり、「下がってから決済(売る)」が逆指値注文となります。

結構ややこしいですね。

OCO注文

OCO(オーシーオー)注文とは、2つの注文(指値、逆指値)を同時に出しておき、どちらかが成立すると、もう一方はキャンセルされる注文方法です。
例えば、現在「1ドル=110円」でドル円の買ポジションを持っていて、「1ドル=115円」になったら利益確定の指値売り、「1ドル=105円」になったら損失限定のストップ売りをしたい場合などに有効です。仮に、先に「1ドル=115円」の値がつき成立した場合、「1ドル=105円」の損失限定のストップ売り注文は自動的にキャンセルとなります。

IFD注文

新規注文でのみ選択できます。
新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる決済注文をセットで出すことができる注文方法です。
例えば、「1ドル=110円」のときに新規で買い、「1ドル=115円」になったら決済で売るというような注文を一度に出したい場合に有効です。

IFO(IFDOCO)注文

IFDとOCOを組み合わせた注文方法で、IFDと同様に新規注文でのみ選択できます。
新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる2種類の決済注文( 利益確定のための「指値注文」と損失限定のための「ストップ注文」)を全てワンセットで出すことができる注文方法です。

トレードで使われるテクニック

テクニカル分析

テクニカル分析をここで語るには文字数が圧倒的に足りません。。
そのため概要だけ説明します。

ザックリ言うと過去の値動きをチャートで表して、そこからトレンドやパターンなどを把握し、今後の株価、為替動向を予想するものです。

チャートに対して、様々なインジケーターを用いて価格予想を行います。
インジケーターは大きく2種類に分けられます。

・オシレーター系インジケーター
 ⇒売られすぎ、買われすぎを表すイメージです。

・トレンド系インジケーター
 ⇒相場の大きな流れをつかむイメージです

上記の2種類の中にはいろんなインジケーターが存在します。
今後別記事で解説していきますね。

ファンダメンタルズ分析

相場の大きな方向性を掴むために景気動向、金融政策、財政政策等の変化が市場全体にどのような影響を及ぼすのかを分析するものです。
それをもとに長期投資を行ったりします。

例えば米ドルを日本円で買っている場合、アメリカの景気が悪化したようなニュースが報道されたとします。
すると米ドルの価格が下がるため、損失を出すことになります。
ファンダメンタルズ分析は投資対象に関するニュースなどで、今後どのような値動きをするか分析する手法です。

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